ロードバイクでフラペは利点も多い

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ロードバイクのペダルって言ったら、なんとなくビンディングペダルってイメージがあるような気がしませんか?普段すれ違うロードバイク乗りのペダルをそこまでちゃんと確認したことはないんですが、だいたいの人はビンディングペダルを使っているように思います。

でも、ビンディングペダルにすることでの恩恵って、ロングライドする人や、ヒルクライムする人とかだと思うんですよ。だから別に街乗りとかポタリングとか中心の人がビンディングにするメリットってあんまりないと思うんですよね。

ていうか、逆に街乗りやポタリングとかだと、止まるたびに着脱が必要なビンディングペダルよりもフラットペダルのほうがメリットが多いような気さえします。

では具体的にフラットペダルを使う利点はどこにあるのか、少しまとめてみました。

目次

フラットペダルにする利点

  1. すぐに地面に足をつくことができる
  2. 歩きやすい
  3. 専用シューズを購入する必要がない

その他にもいろいろとあるかもしれませんが、だいたいこんな感じじゃあないでしょうか。どれもビンディングペダルと比べてどうかって話にはなってくるんですが、具体的に説明していきたいと思います。

すぐに地面に足がつくことができる

めっちゃ当たり前のことのようですが、ビンディングだとペダルからクリートを剥がすという動作が必要となるため、とっさのときにすぐに地面に足を着くことができません。

慣れてくればビンディングでもそこまで問題ではないことなのかもしれませんが、週末くらいしか自転車に乗っていない人だと、うっかりクリートを剥がす動作を忘れてしまって立ちごけしたりすることもけっこうあります。私は信号のちょっと手前で左足のクリートを外しておきながら、右足から降りようとしてこけたりしました。後ろについていた友人は爆笑していましたが、こけた本人はもちろんすごい痛いしすごい恥ずかしいです。

信号のたびに地面に足をつくわけですが、これが街乗りだと頻度がすごい多くなることは言うまでもありませんよね。私もたまーにロードバイクで大阪市街を走ったりすることがありますが、止まるたびにクリートを外す動作をするのはけっこう面倒くさいです。

歩きやすい

ビンディングペダルは、そのペダルで使える専用のビンディングシューズが必要となるんですが、このビンディングシューズというのがめちゃめちゃ歩きにくい代物なんです。靴なのに歩きにくいって・・・作ったやつバカなの?って思ったりもしたんですが、そもそもビンディングシューズは歩くことを想定して作ってないんで歩きにくいのは当たり前なんですよね。

私は歩きにくいのは嫌だったので、ビンディングシューズの中でも歩きやすいタイプのものを使用していますが、それでもその靴で街中を歩きまわるのはちょっとつらいです。

それに比べてフラットペダルの場合、靴は基本的になんでもいけるのはいいですよね。普段から履きなれているスニーカーで乗っていれば、自転車を降りてその周辺を散策するなんてことも余裕でできてしまいます。

街乗りやポタリングだと自転車から降りるシチュエーションが多いんで、そういう乗り方がメインなのであれば、フラペのほうが乗りやすいですね。

専用シューズを購入する必要がない

ビンディングペダルにはSPDとSPD-SLの2タイプがあるんですが、それに合わせてシューズもそれぞれのタイプのものが存在します。

で、このシューズなんですが価格帯はピンキリなんですが、だいたい最低1万円くらいはしちゃいます。

私が使っているSPDのシューズっぽいデザインのものだとまだマシなんですが、SPD-SLのがっつりロードバイク用のものとか3万以上するものもざらにあります。もう、全然意味わからないですよね、スニーカーに3万超えとか。

ちなみに、靴とペダルをつなげるためのクリートも消耗品なんで頻繁にではないですが、定期的に交換が必要です。こちらはそこまで高いものではないですけどね、出費にはかわりありませんからね。そういったものを購入する必要がないというのはフラペのいいところだと言えますね。

おすすめフラットペダル

そんな感じでフラペにはフラペの良さがあるんですが、そのフラペにもいろんな種類があるんでこれがまた悩むもとになってしまいます。

フラペの種類は多くなくくりで分けると、踏む面の広いタイプのものと、面が狭くて小さいタイプのものとに分かれると思います。

当然のことながら面が広いものは靴裏との接地面が多いので踏みやすいんですが、小さいものに比べるとちょっと重いものが多いです。小さいものは踏む面が少ないので踏みにくくてペダリングもしにくいんですが、軽いですしデザイン的にすっきりしてかっこいいものが多いです。

フラペの種類は多すぎるんで全部は紹介できませんが、私の独断と偏見でいくつかおすすめのものを紹介していきたいと思います。

Dixna(ディズナ) リブラペダル

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いきなりですが、私が所有しているクロスバイク、キャノンデールのバッドボーイで使っているのがこのDixna(ディズナ) リブラペダルです!

けっしてサイズ的に小さくはないペダルなんですが、真ん中がごっそり空いてるシンプルなデザインがめちゃめちゃかっこいいです!つま先側と踵側でペダルの形状が違っていますが、足でペダルの向きを合わせる必要はなく、ペダルの重さで勝手に元の位置に戻る仕組みになっているのが特徴です。

カラーバリエーションがスゲー微妙なこと以外は文句なしにかっこいいフラペだと思います。

wellgo(ウェルゴ)アルミペダル

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wellgo(ウェルゴ)からはいろんなタイプのペダルが出てるんですが、このアルミペダルがサイズ的にも見た目的にも価格的にもちょうどいいです。

踏み面の広さを十分確保しつつ左右合わせて220gという超軽量でぶつぶつの金具みたいなのがあるので意外にもペダリングもけっこう安定します。

カラー展開も多くて基本的な色は抑えているのでだいたいどんな自転車の配色とでも合わせることができます。見た目重視でそれなりにいいものを使いたいって人はこのアルミペダルを使っていれば間違いないですね。

ROCKBROS(ロックブロス)サイクリングバイクペダル

ROCKBROS

3000円以下で買えるペダルだと十分すぎるクオリティーだと思います。MTB寄りの少し大きめのサイズですが、そこまで重量もなくペダリングも接地面が多いので踏み込みやすくて快適です。

カラー展開も基本色は揃っているので配色を合わせやすいのもうれしいですね。個人的には真ん中だけ黒色になっているのが頂けないんですが・・・まあ、個人的な趣向ですが。

シマノ PD-A530 片面SPD/片面フラットペダル

PD-A530

このペダルは現在ビンディングペダルなんですが、実は裏面がフラットペダルになっているという面白いペダルです。

ビンディングペダルとして使うこともできますし、市街地だけフラット側を使うこともできます。あと、片足だけビンディングにしておいてもう片方の足はフラペにしておくっていう変則的な使い方もできます。

シチュエーションに合わせて使い方を変えることができるので初心者や、自転車をいろんな使い方する人にはすごい向いているペダルと言えると思います。

ただ、どっちの面も中途半端な性能なのでしばらくこのペダルを使ってみて、ビンディングにするのかフラペにするのかを判断する日はくることになるでしょうね。それまでのつなぎ的なペダルかもしれません。

まとめ

なんやかんや言って、私自身がビンディングペダルを使用しているのでフラペを推しても説得力に欠けるんですが、実際にいろんなところを走っているとビンディングが煩わしくなってくるシーンも少なくはないんですよね。

なので、そういったシーンが多い人ほどビンディングペダルではなくフラットペダルのほうが合っているんではないかなと思っています。

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