今見ると逆に面白い日本の自転車映画「メッセンジャー」

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1999年公開ってことはもう20年近く前の映画ってことになるんですね。この映画のことは映画公開当時から知ってたんですが、なんとなく観る気にならずそのままになっていました。

で、満を持して今年になってやっと観てみる気になったわけです!ちなみにツタヤで100円でレンタルしてきました。

簡単に話の内容を紹介しますと、ひょんなことからメッセンジャーの仕事をすることになってしまった主人公の清水尚実(飯島直子)が、なんやかんやで同僚の鈴木(草彅剛)といい感じになってきて自転車便の仕事にも興味を持ち出して、仲間たちと一緒にいろいろ頑張る!みたいな映画です。途中、バイク便との縄張り争いみたいな展開になりまして、最終的にレースでどっちが速く荷物を届けるかって話になるわけなんですが、そもそも届ける荷物と距離が違うから競合しなくても棲み分けれるような・・・って思ったりして観てました。

ぶっちゃけ、けっこうレビューでボロカス書かれてたりしてたのであんまり期待はしてなかったんですが、普通に面白かったです。まあ、ツッコミ入れたくなるようなシーンはかなりあるにはあったんですが、なんかね20年近く前の映画だし、主演もアイドルだし、そもそも娯楽映画なんでね、そんな目くじら立ててツッコむところでもないかなと。

終始気になった点としては誰もロードバイクに乗ってなくてマウンテンバイクなんですが、当時のメッセンジャーの主流がマウンテンバイクだったんですかね。それとも当時人気の高かったマウンテンバイクを大人の事情とかで画的に出さないといけない感じだったんでしょうか。そこがちょっと気になりました。

海外のメッセンジャーが出てくる映画ほどではありませんが、この映画でも交通ルール的にけっこうきわどい、もしくは完全にアウトな行為をしているシーンがけっこうあります。ここ数年日本でも自転車のルールやマナーについてはかなりうるさくなってきたので、こういった爽快感のある自転車映画は今後日本では出てこないでしょうね。たぶんこの映画も地上波で放送されることもないかもしれませんね。ちょっと残念です。

 

 

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