ランス・アームストロングの実話映画『疑惑のチャンピオン』

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25歳で精巣がんにかかり、そこからさらに肺と脳に転移するという人生スーパーハードモードな状態から見事に復活を遂げ、そこからまさかのツール・ド・フランスで7年連続総合優勝の偉業を達成した超人、ランス・アームストロング。さらにガン患者のための慈善活動も積極的におこなっていたため、世間からはスーパーヒーローのような存在でした。

そんなアームストロングにドーピングの疑惑の目を向け、何年も追及し続けたジャーナリストのデヴィッド・ウォルシュ。この『疑惑のチャンピオン』はこのウォルシュの著書を原作にしているランス・アームストロングの半生を描いた映画となっています。

ウォルシュの著書が原作なのでなのかもしれないんですが、映画の展開自体はかなり淡々と進んでいきます。基本的にはアームストロングを中心に話は進んでいくんですが、彼の心情や苦悩みたいなものにはほとんど触れることはなく、逆に著者であるウォルシュの焦点が当たっているのかと言えばそういうわけでもなく、一体どこを中心に映画を観ていったらいいのかがわからなかったというのが正直なところです。

さすがに勝手にアームストロングがこの時どう思ってただの、どうしてこういうことになったかだのを映画にしてしまうわけにはいかないとは思うんですが、それならそれでジャーナリスト側にもう少しスポットを当てていってもよかったんじゃないかな~と思ったりもしました。

ウォルシュはアームストロングが全盛期で活躍していたころからドーピング疑惑を持っていて、それを追及したためにかなり周りから白い目で見られたりしていたっぽいので、そっちを中心に話を進めても面白かったかも。

とはいえ、彼が元チームメイトだったフロイド・ランディスから告発をされたのが2010年、全米アンチドーピング機関(USADA)から正式にドーピング違反であるとの判定を下されたのが2012年。めっちゃ最近のお話なんですよね、この話自体が。あまり想像だけで深堀してしまうと名誉棄損とかいろいろ起きてしまいそうですし、ちょっと薄っぺらい感じになってしまったのも仕方ないのかもしれません。。

さて、散々叩かれまくって、世界の殺害予告被害件数ランキングでも安定の上位ランカー(ちなみに1位は圧倒的大差でアメリカのポップミュージシャン、ジャスティン・ビーバー)であるランス・アームストロングさんですが、現在はかなりの額の借金を抱えながらも、マラソン大会に出たり慈善活動してみたりといろいろと活動はしているみたいです。栄光も信頼も取り戻すことは難しいとは思いますが、個人的にはひっそりと隠れるように暮らすのではなく、批判されることは承知の上でメディアや世間の前に姿を現すことは悪くないんじゃないかなと思ったりもしますね。

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