ロードバイクに乗り始めて半年くらい経ちました。もともとクロスバイクに乗っていたんですが、ロードバイクに乗り始めるとクロスバイクにはなかった楽しさがものすごくあって、気が付けば時間もお金もけっこう使ってしまっている状態でヤバイです。
そんな私ですが、半年乗ってみていろいろと気づいたことがでてきたので、今回はそういったものについてお伝えできたらと思います。ロードバイクを購入して間もない人や、ロードバイクをこれから購入しようと思っている人は参考にしてみていただければうれしいです。
目次
街乗りには向かない
なんやかんやでやっぱりロードバイクは街乗りには向いてないなと。まったく向かないというわけでもないんですが、何度か街乗りでも使ってみて不向きだなと感じました。理由はいろいろとあるんですが、もっとも大きな理由としては停めるところがなさすぎるという点です。
ロードバイクにはスタンドがないですし、ほとんどの人はあえてつけません。駐輪するためには盗難のことも考えると、自転車を絶対に動かない電柱とかに括り付けてロック(通称:地球ロック)しておく必要があるんですが、そういった場所が市街地ほど少ないんですよね。
有料の駐輪場も最近は増えてきてますが、こっちが出かける時間帯はみんなも出かけるわけで、駐輪場は満車になっていることも少なくないです。
あとタイヤが細いこともあり、舗装されていない道はかなり乗りにくいです。あとそういった道を走っているときには、パンクするかもという恐怖にもそわそわしてしまいます。
なんやかんやで金がかかる
ロードバイクを購入した当初は、「いやぁ~、高い買い物してもーたわ。一生モノやで、これ!」って感じなんですが、実はそこからどんどん金を使っていて気が付けばかなりの金額になっていることに半年くらいたってときに気づきます。ちなみに計算するのはこわいんでしてません。
じゃあ、自転車以外にいったいどんなものにお金を使うことになるのか。それを簡単にまとめてみました。
■絶対必要なもの
まず自転車購入時に一緒に購入しないといけないレベルのものです。この時点でまあまあの出費になります。スマートフォン買ったときにケースとか保護シールとか買ったらまあまあの金額になってた感覚と似てますね。
- 空気入れ(ママチャリのものは使えないので専用のものが必要)
- 鍵(地球ロックできるタイプ)
- ヘルメット(コケると脳みそ出るので必須)
- ペダル(完成車購入時にはついてないので別で買わなければいけない)
- ライト(夜に乗る場合は必須)
- その他定期的に必要となるタイヤなど消耗品
■あったほうがいいもの
街乗りなどはなくてもいいんですが、ロードバイクをスポーツとして楽しむためには必要になってきます。探せば安いものもけっこうあるんですが、それでも一通り揃えるとけっこうな出費になってきます。ちなみにデザインのいいものとかを見るとちょっと考えられない金額だったりしてドン引きします。
- サイクルウェア(クッション付きのパンツやジャージなど)
- ドリングホルダーとドリンクボトル(ないと夏に死ぬ)
- アイウェア(虫と飛んでくるし、時間帯によっては太陽も凶器と化すので)
- 工具(六角レンチなど基本的なものは必要)
- グローブ(季節に関係なく必要。特に冬は必須)
■欲しくなってくるもの
さらにこのあたりのものが欲しくなってくるといよいよヤバイです。サイコンやホイールやサドルなどのパーツは安いものでもそれなり、高いものはちょっと頭おかしいレベルの金額がします。
- サイクルコンピューター(安物でもあるのとないでは全然違う)
- ビンディングシューズとペダル
- 自転車の各種パーツ類(最終的にはホイールとか変えたくなってくる)
まあだいたいこんな感じでしょうか。ちなみに全てのアイテムの価格には違いがあるので、一通り揃えると、その上のランクのものが欲しくなってきてキリがない状態になります。
ビンディングは意外に怖くない。
ペダルとシューズを専用の金具でくっ付けるビンディングは、ロードバイク乗るならビンディングは当たり前って風潮がなんかあります。ペダルが足から離れないって恐怖しかないよね!?ってイメージだったんですが、実際に使ってみるとめちゃめちゃ楽しくてビックリしました。
当初不安だったペダルから足が外れないということも、慣れてしまえばむしろペダリングも安定するし、多少の悪路でもペダルから足が浮いたりすることもないので逆に安全です。
立ちごけが心配されますが、ペダルが外れなくてこける状況ってだいたい止まってるときか、かなりスピードを落としてる状態だと思うので、ビンディングが原因で大事故につながるようなことはそこまで心配することでもないのかなと思います。あ、でも車道で右側にコケるとたぶん死ぬんで気を付けてください。
街乗りしかしねー、って人には必要ないですが、1回の走行距離が50km以上って人はまあ使って損はないですね。
いきなりビンディングはこわい!って人には、ペダルの片面がフラットになっていてビンディングでもフラットでもどちらでも使えるタイプのものを選択してみるといいかもしれません。
100km以下の距離で補給食は常備しなくてもいい
ロードバイクって補給食食ってるイメージありますよね。なんかパワーバーみたなやつをサイクルジャージの後ろポケットから出して口に咥えるイメージが!
たしかに自転車に長時間乗っていると、ハンガーノックというガス欠状態になる恐れがあるので、そうなる前にエネルギーを補給することは大切です。ですが、100km未満くらいの距離でトレーニング前にしっかりと食事をとって走ればそうそうハンガーノックになることはないです。あと、わざわざ補給食を持っていかなくてもいくらでもコンビニを見つけることができるので、そこで補給をすればすみますね。
あと、自転車ショップに売っているような、いかにも自転車競技用の補給食はだいたい美味しくありませんし、値段もめちゃ高です。
こういうやつね。これは「PowerBar ENERGIZE」ってパワーバーなんですが、ネッチョネッチョのキャラメル固めたやつで、甘すぎて歯が浮きそうになりました。糖をすぐに吸収させるっていう目的は理解できるんですが・・・味も大事やで。。
週末に乗ってるくらいじゃあダイエットにならない
自転車は最高にダイエットに向いてる!マラソンと違って何時間も乗ることできるし、サイコンみたら2000kcalくらいすぐに消費してるし、この調子でいったら半年後にはヒルクライム向きの体型になってるで~!って思ってましたが、結果全然です。全然なってないです。
ロードバイク買ったし、これからは片道15kmの通勤もロードバイクで行くぜ (´・ω・)キリッって人は半年後には結構いい感じの細マッチョになっている可能性はありますが、週末ライダーは、自転車乗る以外にも食事制限とかしないと絶対痩せないんでロードバイクに過剰な期待は持たない方がいいです。
まとめ
ざっと思いつくものを書いてみたました。この他にもいろいろ出てきそうなんでまた1年経ったころにまとめてみようかと思います。