ビンディングシューズを使い始めて数ヵ月たって、そろそろペダリングにも慣れてきました。ビンディングに慣れてくるとペダリングも安定するし、ヒルクライムも若干楽だしで、ロードバイクがますます楽しくなってきています!
そんなロードバイクには不可欠じゃないかと思うくらい楽しいビンディングシューズですが、最近少し気になっている点があるんですよね。
私の使っているビンディングシューズは、SPDタイプのビンディングシューズの中でもかなりカジュアルなデザインのもので、ほとんどスニーカーのような形なんですが、そのせいか靴と足の間に若干の隙間があるように感じるんですよね。このほんの少しの隙間のせいで靴をペダルから剥がすときに若干の剥がしにくさを感じるんです。靴ひもはしっかりと結んでいるんですが、もしかしたら靴下とかも関係あるのかなと思いまして、自転車用の靴下を試しに一足買ってみることにしました。
左右で形が違う自転車用ソックス 『R×L SOCKS(アールエルソックス)』
購入したのは、R×L SOCKS(アールエルソックス)という自転車用ソックスの、TBK-256Nという型番のものです。
アールエルソックスのメーカーから出ているものではけっこう種類があったので、どれがいいのかけっこう迷ったんですが、そこまで高いものでもないので(今思うと靴下にしてはけっこう高い!)適当に安すぎず高すぎない、松竹梅でいうと竹くらいのものを選ぶことにしました。人はこの行為を”無難”と呼びますね(笑)
こちらが購入した靴下です。一見するといたって普通の靴下のような気がしますが、「Vベルト編み」という編み方で靴下と足のズレをなくすようになっているのだとか。なるほど、たしかに履いた感じがかなりフィットするようになっています。私はいつもは自転車に乗るときはユニクロの安っすい靴下を使っていたんですが、ユニクロのものと比べると履き心地が全然違います。
さらにこのアールエルソックスの靴下は「左右別立体形状」となっていて、靴のように左右で形が違うように作れているんです。踵とか土踏まずとかの形に合わせて作りがカーブになってたりするので、履いたときにかなり足にフィットします。
よくよく考えれば足の形って左右均等にできていないのに靴下は左右同じ形っておかしいんですよね。
靴下を履いて実際にロードバイクに乗ってみた
かなりフィットした履き心地の自転車用ソックスですが、実際にビンディングシューズと足とのズレは解消されるのか、とりあえず50kmくらいの距離を走ってきました。
う~ん、劇的に変わった!ってことはないですね。なんとなくマシにはなったかなって感じです。あとはシューズのほうで調整していくしかないのかもしれません。
そもそも、ロードバイク用の靴下はおそらく私が履いているようなカジュアルなSPDタイプのビンディングシューズ用に開発されたものではなくて、SPD-SLのような靴自体もガチガチに足にフィットさせたタイプのビンディングシューズ用なんだと思うんですよね。
私のようにゆるゆるサイクリストにはもしかしたら無用の長物だったのかも・・・ま、でもビンディングをペダルから剥がすときにも若干剥がしやすくなった気がするので、これはこれでよかったかなと自分を納得させることにします。