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1本だけで簡単にタイヤを着脱できるタイヤレバー「タイヤキー」

タイヤをホイールから着脱ときに使用するタイヤレバー。最初にあれを使用したときには本当にこれで使い方あってる?って思うほど時間がかかりました。特に新品のタイヤをホイールに着けるときの硬さといったら、もうホイール壊れるんじゃないかってくらいの力技でなんとか押し込むレベルでした。

そんな大変な思いをするタイヤの着脱を簡単にできるという噂のタイヤレバー、「TyreKey」(タイヤキー)がよく行くショップで売られていましたので試しに買ってみました。

従来のタイヤレバーは3本セットになっているものが多いですが、このタイヤキーは1本で着脱ともに行えます。

タイヤを外すときは持ち手側のほうをタイヤとリムの間に突っ込んでスライドするように外していきます。これは従来のタイヤレバーも同じだと思います。

問題はタイヤをリムにはめ込むときです。ぶっちゃけ最後の一押しまでは手で簡単に入れることができるんですが、最後の一押しのところは手ではマジで無理です。ショップ店員さんとか手で入れてる方もいますが意味がわかりません。タイヤ入るより先にホイール曲がりそうです。

タイヤキーでは、かぎ爪側を使ってタイヤビードを持ち上げて、テコの原理を使って入れることができます。

タイヤレバーが折れるのが先かタイヤが入るのが先か!みたいなスリルはなしでビックリするくらいすんなり装着することができます。

あと、地味に多いのが装着する際にタイヤレバーがチューブに当たってしまいパンクしてしまうっていう現象なんですが、タイヤキーだとタイヤの中にまで干渉しないので装着後のパンクのリスクも激減するはずです。

対応するリム外幅は18~35mm、タイヤ幅も18~35mmまで対応しているので、クロスバイクやロードバイクならだいたい使えるはずです。

従来のタイヤレバーと材質的にはたいして変わらないのになぜか値段が倍くらいするタイヤキーですが、やっとの思いではめたタイヤの中から空気が漏れる音が聞こえることを考えると1本持っておいてもいいと思えるナイスアイテムです。

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