ずっと初心者サイクリスト

兵庫県福崎市から生野方面へ!銀の馬車道サイクリング

今年はコロナの影響でなかなかサイクリングに出かけることができませんでしたが、なんとか10月も終わろうかとしている週末に出かけることができました。

さて、去年の和歌山ライドに味をしめたおっさん2匹は、ほどよい距離で、信号と坂があんまりなくて、かつ自然たっぷりなコースを探しておりまして、選ばれたのが今回のコース、兵庫県姫路市から朝来市にある生野銀山を目指すコースとなります。ただ、生野銀山までは自転車でいけるのかがわからなかったため、その手前にある神崎農村公園ヨーデルの森を一応のゴールにすることにしました。

目次

いきなりつまづく!スタートを福崎駅へ変更に!

もともとは姫路駅付近からスタートする予定でしたが、今回も一緒に走ることになったM氏の往復したら100km超えるからもうちょっと上のほうからスタートしようという声により、姫路セントラルパークあたりをスタートラインに設定することになりました。が、セントラルパーク付近で駐車場を見つけることができず、駐車場を探しているうちにどんどん北上していくことに。最終的にはコースの3分の1にあたる福崎市まできてしまうことに・・・

まあそれでもここからでも往復したらそこそこの距離になるしと自分たちを無理やり納得させ、駐車場で準備に入るおっさん2匹。福崎駅の横を流れる市川を渡り、国道312号線を北上していきます。

312号線をひたすら北上!ひまわり畑にテンションが上がる!

312号線を軽快に走っているとなにやら大きめのオブジェが見えてきます。どうやらこの馬車のオブジェはこの銀の馬車道のコースにいくつかあるようで、それぞれに文字がついていて全部見つけるとキーワードになるらしいですね。まあ、面倒くさいんでもちろんやりませんが。

馬車のオブジェの近くにはなんとひまわり畑がありました!季節的にはギリギリでしたがそれでもかなりきれいです。大昔にバイクで行ったひまわり畑とか北海道ツーリング以来だったのでテンションは爆上がりです。

ひまわり畑の横はコスモス畑。こっちは完全にシーズンでめっちゃきれいです!花をバックに撮影を楽しんでいる観光客の姿が目立ちましたが、もちろん我々はそんなことはしません。きれいな花をバックにしてもおっさんはおっさんですからね!

天然記念物指定されている巨大クスノキがある小室天満神社

個人的には2時間くらいひまわり畑で撮影してたいくらいだったのですが、興味薄そうに私の撮影を眺めるM氏の圧に負け、312号線から川を挟んで一本隣の404号線へ移動し、次なる目的地である小室天満神社へ向かいます。

小室天満神社は、創建は元暦元年(947年)、学問の神様として信仰を集める菅原道真を祀っている神社です。が、人気はゼロ。そもそも神社は建物の古さと、高さ35mという巨大なクスノキに覆われていて薄暗く、かなり独特の雰囲気が漂っています。

神社とかお寺とかって、樹齢がえぐい感じの木がそびえたってるだけで、なんか格みたいなのが上がってる気がしますよね、なんかわかりませんがなんとなくね。

あまりにも人がいないので、え?もしかして誰も管理してないんか??とか思ったりしてたんですが、コロナ以降少なくとも管理はされているみたいでした。

2時間くらい見てられる新野の水車

さらに北上し、次なる目的地である新野の水車へ。

1963年以前から存在するという、揚水用として水を田へ汲み上げる水車です。昔は18基あったそうですが、今では文化遺産として残す目的もあって3基のみが稼働しています。ゆっくりとぐるぐると回り、水を汲み上げる水車と周りの田舎感が相まって2時間くらい見てられます。めっちゃ落ち着くわ、なんやこれ。と思っていたんですが、興味薄そうなM氏の圧に負けて先に進みます。

この水車については、何枚か撮影していたんですが正直構図がクソすぎました。ホンマにもうちょっと調べてから来たらよかったと帰ってから激しく後悔しました。次来るときは稲刈の前に来たいですね。

道の駅で腹ごしらえしヨーデルの森へ

312号線に戻り北上を続けているとそろそろお昼時に差しかかります。ここまで正直大した距離は走っていないんですが、それとは関係なくお昼になるとお腹は空きます。人体の神秘ですね。

サイクリングに行くとその地域の名産品的なものを食べたいなと思うんですが、リサーチを怠りまくっているためなんの情報もありません。というか、そもそも食事するところがあまりありません。

仕方ないので途中で見つけた道の駅で食事をとることにします。

頼んだのは銀の馬車道定食。このアナゴの天ぷらはきっと馬車道を表してて、キャベツが黄金になびく稲穂を表現しているに違いありません。きっとそう。この具がほとんど入ってない味噌汁もなんかきっと意味があるはずです。きっとそう。

そんなことを考えながら1000円オーバーの定食を平らげます。くそっ!結局名物はなんだったんだ。。

補給をすませたことであんまり減ってない体力を完全に回復し、さらに北上していきます。信号がほとんどないなく、坂もほとんどないためペダルを回す足は軽快です。

しばらく走っているとついに最終目的地であるヨーデルの森へと到着しました。なるほど、ここがヨーデルの森か、なんか公園的な自然的ななにかがあるに違いないとカメラのセッティングを始める私。が、なんとここは動物とのふれあいが楽しめる有料型のテーマパークだったのです。

まったくリサーチしていなかったためなんとなく公園っぽいなにかだと勝手に思っていたんですが、さすがにサイクルジャージのままアルパカと触れ合ってるおっさんはキモ過ぎます。さらにここからさらに北上しても目的地になるようなものはないためここから折り返すことにしました。

八幡神社を抜け奥猪篠の棚田へ

帰り道は来た道をそのまま戻るだけだったので、途中で道を反れて奥猪篠の棚田を見に行くことにしました。奥猪篠の棚田はすでに稲穂が刈られているため絵的に微妙だと思われたので当初のルートには入れていませんでしたが、時間がかなり余ったためとりあえず行ってみることに。

奥猪篠の棚田に行く途中にあった神社、八幡神社です。八幡神社という名称はいろいろな場所にありますが、八幡神を祭っている神社にはみんな八幡という名称がついているみたいです。もちろん詳しくは知りません。

先ほどの小室天満神社同様に大きな木に覆われていてとても神秘的な印象を受ける神社でした。神様いる感じがしました。

その近くには昔の人が置いた道しるべが。写真だとわかりにくいですが「左 むら 右 さか」と書いていました。坂は嫌なのでもちろん左へと進んでいきます。

奥猪篠の棚田については、周りが田んぼだらけだったため、正直どこからどこまでがそうなのかがわからず上のほうまで上がっていったんですが、たぶんこのあたり全部がそうなのかなという結論に至り、坂道に疲れたんでここが目的地ってことにしました。

階段状に作られた水田は完全に稲が刈り取られた後でしたが、ここが全面黄金色になっているかと思うぜひその時期に来てみたいと感じる壮大さがありました。あと、なんかマインクラフトで作ってる自動作物収穫装置を思い出しました。

まとめ

久しぶりのサイクリングでしたが、60kmそこそこの距離だったことと季節的にも快適に走れてほとんど疲れることなく楽しむことができました。

今回、初めてカメラを持ってきたんですが、サイクリングしながら撮影を楽しむことができるためめちゃめちゃ楽しかったです。コケてカメラ壊したら泣くと思いますが、ぜひみなさんもカメラ持ってライドしてみてはいかがでしょう。ガチおすすめですよ。

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