自転車ロングライドをテーマにしたびわっこ自転車旅行記シリーズもいつの間にやらもう4巻目。このブログで漫画はいつもはコミックタイトルごとに紹介しているんですが、1巻時点で読み切りだと思っていたばっかりにこれだけは1巻ごとに紹介するようになってしまいました。まあ各巻で話が違いますし、いまさら1つの記事にまとめるのも変な感じがするんで今回も記事を作成することにしました。
さて、毎回いろんなところをロングライドしているびわっこ三姉妹ですが、今回はついに関西有名サイクリングコースである淡路島です!淡路島1周は『アワイチ』と呼ばれサイクリストに人気のコースで、私も走ったことがあるためこうやって漫画に登場するとなんとも言えないうれしさがありますね。
淡路島スタートかと思いきや、なんとびわっこ三姉妹の実家である滋賀から昔家族で住んでいた土地高槻を経由して兵庫の明石海峡を目指し、そこから淡路島に上陸して1周するというコース、あいかわらずタフ過ぎる姉妹です。。
私の家からだとそこまで離れていないため、走ったコースによってはたまに横切ることのある万博記念公園にある太陽の塔なんかも出てきてちょっとテンション上がります。この公園と横通ってるはずなのに太陽の塔がめっちゃ小さくしか見えないってのはこのあたりのコースのあるあるですね(笑)
すごい共感だった国道2号線の歩道橋地獄。これはたぶん神戸付近だと思うんですが実際歩道橋めちゃくちゃ多くてすごい萎えるんですよね!わざわざページ使ってまで描いてるってことは作者もけっこうイライラしたポイントだったんでしょうね。このへんこないだ走ったばっかりなんですごいわかる。
当初の予定では1日目では淡路島に上陸する予定だった3姉妹ですが、なんやかんやで2日目でやっと淡路島へ入ります。
淡路島はサイクリストにすごい人気があり、ディープスポットなどもけっこうあるためそういった意味では面白いところなんですが、実際に自転車で走ってみると何の変哲もないただの田舎道。しかも交通量もそれなりにあって、海沿いは風も強くてけっこう走りにくかったりします。
さらに、150kmのアワイチは距離的には200kmある琵琶湖よりも楽そうに見えるんですが、南のほうは急坂の峠が多くてそれなりに準備していないとかなりキツイです。私も姉妹のようにもう二度と来るか!と毒づいていましたが、なぜかこの漫画を読んでいるとまた走ってみたくなってきたので不思議ですね。
びわっこ自転車旅行記シリーズでは、主人公たちは普通に仕事している社会人で、自転車もガチ勢ではないんですが、たまの休みに乗るんだったら達成感を感じるためにもそれなりの長距離を走っています。なので体力的にも精神的にも私のように緩めにロードバイクを楽しんでいるサイクリストと感覚とけっこう近い感じがして読んでいて共感できるポイントが多いのかもしれません。しんどいしんどい言うてますが結局最後はなんか楽しかったなっていう感覚が共感できる初心者サイクリストにおすすめの自転車漫画です。
ちなみに今回の話では淡路島編とは別に佐渡島編も収録されています。この話は佐渡島のロングライドイベントに姉妹が参加するって内容なんですが、こちらもイベントに参加してみたくなること間違いなしのおすすめのお話ですよ。
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