ロードバイクにハマると欲しくなる、Kask(カスク)のヘルメット

ウェア・用品

私は、正月セールかなにかの時に半額くらいになっていた5000円くらいのヘルメットをずっと愛用しています。もともと、ヘルメットなんて中の構造は似たようなもんなんだからどれでもええやん!って考え方なので、特にもっと高級なヘルメットに買い替えるつもりもなかったんですが、最近ちょっとかっこいいんじゃない?って思うヘルメットに出会いまして購入しようか本気で検討しています。

目次

イタリアのヘルメット専門メーカーのKASK(カスク)

それがこのKASK(カスク)というメーカーのヘルメットです!ぶっちゃけ自転車用のヘルメットってどれも似たようなデザインなので、かっこいいとかまったく思ったことなかったんですが、このKASK(カスク)のヘルメットはかっこいいです!

いくらかっこよくても被ったときにキノコみたいになるんだったら意味ないやん・・・って思っている方!なりません!なりませんよ、このヘルメット!

KASK(カスク)はイタリアのメーカーなんですが、帽体が小さいので被ったときにキノコにならないんですよ!日本人は自転車用のヘルメット被るとキノコみたいになってしまう人がけっこういるそうなんですが、カスクのヘルメットの形状は日本人の頭の形に合っているそうで、被っても全然変な感じにならないんです。

ヘルメットを購入するときにもっとも気にするのが見た目のカッコよさ以上に、キノコにならないかどうかなので、そこをクリアしてくれるとなるとそれだけで評価は上がりますよね。

KASK(カスク)のヘルメットは4つのタイプに分かれている

KASK(カスク)には、価格帯や用途に合わせて大きく分けて4つのタイプのヘルメットが存在します。本当は4タイプ以外にもあるんですが、ロードバイクで着けることはないタイプなのでここでは省いておきますね。

AERO(エアロ)

(Photo by KASK JAPAN OFFICIAL WEB SITE

AERO(エアロ)は、タイムトライアルなどの超高速走行時の空気抵抗を考慮したヘルメットです。

空気抵抗を極限まで減らすため、この手のヘルメットには通常のロードバイク用のヘルメットにあるような空気の抜け道となる穴がほとんど空いていません。ある意味しかたのないことではあるんですが、空気が通る穴がないとめちゃくちゃ頭が蒸れて気持ちが悪くなります!

このAERO(エアロ)のINFINITYというタイプのヘルメットは、ヘルメット上部に可動式エアベントカバーがついていて、片手で開閉ができるようになっています。エアロ効果は高く、さらに通気性もしっかりと対応しされているんですね。

PERFORMANCE(パフォーマンス)

上級者向けのヘルメットで、価格も3万くらいとけっこう高いです。この、PERFORMANCE(パフォーマンス)というタイプには、PROTONE(プロトーネ)とVERTIGO(ヴァーティゴ)という2つのモデルが存在します。

PROTONE(プロトーネ)

PROTONE(プロトーネ)は、2014年のツールドフランスの際にTeamSky(チームスカイ)との共同開発で誕生したヘルメットです。

けっこう大胆に穴が空いていますが、基本的にはエアロ構造になっているので空気抵抗も少なく高速走行が必要なレースなどには向いています。

正直なところポタリングやロングライドがメインのサイクリストには無用の長物のような気もしますが、見た目がかっこよすぎるので買ってしまいそうになりますよね。

VERTIGO(ヴァーティゴ)

VERTIGO(ヴァーティゴ)は、強い衝撃を受けてもヘルメットが簡単に真っ二つに割れたりしないように様々な工夫がされているモデルです。その分、他のモデルよりも若干重たいようですが、それで安全性が高いのであれば問題ないんではないかなと思います。

強度以外にも安全性に関してはしっかりと設計されていて、後頭部のパッドが上下に可動するようになっていて、後頭部を下側から支えるようにホールドできるようになっています。

安全かつフィット感が最高なヘルメットを探しているのであれば、このVERTIGO(ヴァーティゴ)モデルが最適解かもしれませんね。

PASSION(パッション)

ようやく私たちが検討できるレベルのヘルメットを紹介できそうです。このPASSION(パッション)は、一般向けのサイクリスト用にスペックを少し落としながら、価格的に庶民が購入しやすいようになったタイプです。

MOJITO(モヒート)

コンパクトで軽量なMOJITO(モヒート)は、価格的にも上記モデルよりも購入しやすくなっていて、KASK(カスク)の全モデルの中でも売れ筋となっているヘルメットです。

また、カラー展開もとても豊富なので、自分の自転車のカラーと合わせた色のヘルメットもきっと見つかるはず。

このモデルは本当に軽くて、Mサイズだと220gくらいの重さになります。私もお店で試着してみたんですが、今被ってるヘルメットが重く感じるくらい完全に体感することができました。

モヒートって聞くとカクテルしか思い浮かばなかったんですが、これからはBarでモヒートって聞いたらヘルメットを思い浮かべてしまいそうです・・・

CASUAL(カジュアル)

ちょっと悩む価格帯の多いKASK(カスク)ですが、CASUAL(カジュアル)は初心者でも手を出しやすいエントリーモデルとなります。

KASK(カスク)のヘルメットにしたいけど金はないってサイクリストはとりあえずこのタイプのヘルメットを購入してみるのもいいかもしれません。

RAPIDO(ラピード)

強度やフィット感、軽量性など、KASK(カスク)らしい機能はしっかりとついてはいるものの、やっぱり上位モデルと比較するとなんとなく安っぽく感じてしまうのがこのRAPIDO(ラピード)。

もちろん、上位モデルを見たり試着したりしてしまった後なのでそう感じてしまうだけで、RAPIDO(ラピード)もかなりエントリーモデルとしてはかなりいいヘルメットだと思いますんで選択肢としては十分にアリですけどね。

まとめ

カスクのヘルメットは最近、自転車関連のテレビ番組とか見てもよく出てくるのですごく気になっていました。でも、ヘルメットって自分で被ってみるまではわからないもの。どんなにかっこいいデザインでも被ってみてキノコになったらそれはもうかっこ悪いってことになっちゃいますしね。その点でカスクは被ったときに本当にいい感じになるんですよね~。今までサイクルショップに行って、ヘルメットのコーナーを素通りしていた人はぜひ一度試着してみてください。きっと「ヤバイ・・・欲しいかも・・・」って気持ちになるはずです(笑)

ヘルメットの寿命は衝撃を受けていなくても購入後3年で初期の性能は維持されなくなるため買い替えが必要となるそうです。私の今のヘルメットはたぶん1年半くらい使ってるんで、まだあと1年半はこのままでもOKなんですよね。次のヘルメットはちょっといいものにしたいと思ってるんで、この期間内にヘルメット貯金をしておこうかな・・・

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