ロードバイクに慣れてきたころ、サイクリングロードという存在が気になりだします。私が住んでいる大阪近辺には、初心者が走りやすいサイクリングロードがいくつかあります。そんな中でも武庫川サイクリングロードはかなり走りやすくておすすめな場所です。
武庫川サイクリングロードは兵庫県南東部の鳴尾からスタートして宝塚でゴール(またはその逆)まで10キロくらい続いています。私はいつも海側の鳴尾からスタートして宝塚で折り返しているんですが、1往復だいたい1時間くらいで走れます。
道は舗装された道路とされていない道路に別れているエリアと、舗装された道路のみのエリアがありますが、後者のエリアも道幅がけっこうあるので他の通行者が気になるようなこともなく気持ちよく走ることができます。
折り返し地点となる宝塚には末広中央公園という大きな公園があるのでそこで休憩することもできます。
ちなみにここから逆瀬川沿いを走るとそのまま六甲山のヒルクライムに突入していきます。清々しい気持ちで楽しく走っていたいならここで折り返し、自分との闘いに身を投じたいならこのまま進んでいくのもいいでしょう。ちなみに私はだいたいここで折り返します。
信号もなくひたすら自分のペースで走り続けれるサイクリングロードは初心者にはとってもおすすめな場所なんですがいいことばかりでもありません。
目次
初心者が川沿いサイクリングロードを走るのに気を付けたいこと
そんなにスピードが出せるわけではない
川沿いサイクリングロードには、ジョギングしている人や普通に歩いている人など自転車乗り以外にもいろいろな人たちがいます。また走っている自転車もロードバイクだけでなくクロスバイクやマウンテンバイク、シティバイクなど種類もバラバラです。それぞれがそれぞれのスピードで走っているので、そういった方たちが近くにいる際には徐行したりある程度距離をとったりして注意する必要があります。
また、野球やサッカーやラグビーなどをしている人たちもいて、いきなり脇からボールが転がってくることもあります。自動車教習所のシミュレーターみたいにボールを追いかけていきなり子どもが飛び出したりしてくることもあるので、そういった方たちがいるエリアでは徐行とまではいかなくても少し気を配りながら走らなければいけません。
舗装状態が悪いところもけっこうある
川沿いってなぜか松の木を植えてないですか?あれは防風林(または防砂林)の目的で植えているものだそうですが、大きい木が多いのでその分根の部分も成長していて舗装路を下からモリモリと持ち上げてしまっているところがけっこうあります。ちょっとくらいのひび割れであれば走行に問題ないのですが、たまに完全に段差になってしまっているところもあって、そういうところはけっこう危険です。
虫とかけっこういる
これは季節や時間帯の問題もあるのかもしれませんが、川沿いということもあって虫とかけっこう飛んできます。
特に夕方はやばくて、ユスリカの大群(通称:蚊柱)がちょうど顔面のあたりでコンパをしているので目にも口にもガンガン入ってきます。道と川との距離が離れている武庫川サイクリングロードはまだマシなほうですが、それでも夕方に川沿いを走るときにはアイウェアは必須だと思います。
まとめ
よく上級者はサイクリングロードは走らない、と聞くんですが体感ではそれなりに走っている人はいるかなと感じています。ただ、やっぱりいろいろな人たちが走っている道ですので巡航30キロとかは難しいですね。初心者がダラダラと走るには最適なコースだと思いますのでソロで楽しく気持ちよく走りたい人にはおすすめです。
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