暑かったり寒かったり雨降ってたり気分じゃなかったりで外に出ずに室内でとりあえずローラー台回すときってありますよね?私はだいぶそんな感じで回しています。
ローラー台を回しているときに何が苦痛って景色が変わらなくてただただ退屈だってことです。音楽聴いててもいいんですが、もっとこう視覚的に気を紛らわしたい!そんなあなたにおすすめなのは海外ドラマを観ることです!
海外ドラマの何がおすすめって字幕がでるってことです。日本のドラマや映画だともうね、聞こえないんですわ!ローラー台の音で!いや、もうローラー台なくても聞こえないんですけどね!なんで日本の作品ってあんなにボソボソっと話すんでしょうね。全然聞こえません!
まあ、そんなわけで、字幕の出る海外ドラマは多少音が聞こえなくても支障がないためローラー台との相性がいいんですよ!映画と違って小一時間で終わるっていうのも時間的にもとてもいいです。
そんなわけで今回は個人的にローラー台に乗ってる時間が苦にならない超絶面白い海外ドラマをご紹介したいと思います。
目次
個人的超絶おすすめ海外ドラマ
ゲームオブスローンズ
ジョージ・R・R・マーティン著のファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』を原作としたHBOのテレビドラマシリーズで、基本的には人間しか出てこない中世ヨーロッパの雰囲気の世界観に少しだけ魔法やドラゴン、そしてモンスターが出てくるローファンタージーです。
一応魔法やドラゴンは出てくるものの物語のほとんどは人間同士の争いごとで進んでいます。魔法やドラゴンなどはこの世界においてはチート的な存在で、その力を持った者はその力によって争い優位に進めていくことになるんですが、それもまた無敵ではないので見ていてハラハラドキドキが止まりません。
もうとりあえずこれ見とけばいいってくらいの名作で、正直このレベルのドラマって今後出てくるの?って心配になるくらいほどです。登場人物が多いので最初は戸惑いまくりますが、主要メンバーはキャラが立ちまくっていますので、とりあえず主役級の何人かだけ覚えとけばまったく問題ありません、あと徐々に減っていきますしね。
すべての人に見てもらいたい極上ファンタジーでペダルを回す足も止まってしまうかもです(笑)
ブレイキング・バッド
中年の高校教師ウォルターは50歳の誕生日を前に、医者にステージIIIA(手術で治るかどうか微妙なライン)の肺癌で余命2~3年と宣告されてしまいます。家のローンは残っており、奥さんは妊娠中、高校生の息子は脳性麻痺があり、家計を助けるために学校終わりにガソリンスタンドでバイトをするほどにゆとりのない家庭状況。死を意識したウォルターがとった行動は、元教え子のジェシーと一緒に自分で覚せい剤を製造して残される家族にお金を残すことでした。
家族のために悪に手を染めだした気弱な中年のおっさんが、どんどんと引き返せないところまでいってしまうんですが、最初は相棒のジェシーのほうがどうしようもない小悪人って感じだったのが、だんだんとジェシーもドン引きの本物の悪人になっていってしまうウォルターが見ててめちゃめちゃ怖いです。
シーズン5で完結してますが、最初のシーズンらへんではちょっと笑えるようなシーンもあったのが、後半はもう全然笑えないほどにシリアスな展開になっていきます。どう考えてもハッピーエンドはありえないのはわかってるんですが、そうは言うてもなんとかならんか?とハラハラしながら見れる傑作です。
ウォーキング・デッド
仕事中に怪我をして昏睡状態だった保安官、リックが病院で目を覚ますとそこはゾンビが徘徊する終末世界になっていたっていうゾンビ映画の王道展開スタートのゾンビドラマです。
ゾンビはもちろん怖いんですが、それよりも怖いのは人間同士の争い。もう敵も味方も揉めまくる。どこに行っても終わらない人間通しの争い。もうゾンビとか関係なくなっちゃった!
2019年時点でシーズン9の大作。シーズン4くらいまでは毎話ハラハラドキドキしながら見ることができるんですが、そのあとは主要登場人物たちが次々に退場することおあって微妙な作品になってしまっています。が、やっぱり序盤は最高に面白いのでおすすめです。
THE BOYS(ザ・ボーイズ)
欲と名声に取りつかれ、腐敗したスーパーヒーローたちに被害を受けた一般人たちが結束しヒーローたちと戦うというブラックコメディ。
透明になれたり、空を飛んだり、目からビーム出したりとマーベル作品さながらのヒーローたちが登場しますが、そんなヒーローが所属している組織は完全にビジネスとしてヒーローたちを扱っていて、誤認逮捕などもないように巡回ルートも決められ、邪魔になりそうなやつらは暗殺したり、助けられそうにない人たちは全員見捨てたりとかなりブラック。
中でもヒーロー側のリーダー、ホームランダーはスーパーマンとキャプテンアメリカを足して2で割ったみたいな最強キャラなんですが、いろいろ問題ありすぎて怖すぎです。藤子・F・不二雄のウルトラ・スーパー・デラックスマンを思い出してしまいます。
2019年時点でまだシーズン1が始まったばかりのドラマですが、かなり面白いのでマーベル映画を全部見終わってマーベルロスになってしまった人は口直しにザ・ボーイズ見てみてはいかがでしょうか。
ウィッチャー
ウィッチャーは日本では世界的に人気のあるテレビゲーム、「ウィッチャー3」が有名ですが、もともとの原作はポーランドの小説。現在までに5冊の長編と3冊の短編集が出版されており、ドラマでは長編小説をベースに短編の内容を織り交ぜている感じで話が進んでいきます。
世界観がゲームオブスローンズの雰囲気に似てますが、こちらは魔法も怪物もガッツリと出てくるゴリゴリのファンタジー世界が舞台。主人公のゲラルトは怪物退治を生業にしている魔法剣士であり、自身も特殊な薬品などで半分怪物のような力を持った変異体(ミュータント)です。
基本的に彼に舞い込む依頼は怪物退治なのですが、ドラクエみたいに怪物を倒して村の人から感謝されるというようなものは一切なく、依頼する側の裏の思惑や怪物側の事情などが複雑に絡み合っているものばかりです。小説やゲームだとそのあたりの設定がこちらにも伝わるようになっているんですが、ドラマだと説明不足な部分が多く、なんでそうなったの??って感じるシーンがかなり多いような気がするのがちょっともったいない印象でした。
ただ、原作ファンはもちろんファンタジー好きな方も納得のクオリティーで作成されているドラマなので見てみる価値は十分にあるかと思います。
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