アップルウォッチはサイコン代わりになるかを試してみました

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Apple Watch Series 3(アップルウォッチ 3)の価格がかなり下がったのでこのたびついにアップルウォッチを購入しました。

もともと現在使っているサイクルコンピューターを購入する際に、アップルウォッチで代用しようかどうかを悩んでいたんですが、せっかくアップルウォッチ購入したのでサイコンとしてどれくらい使えるのかを今回試してみることにしました。

目次

アップルウォッチにStrava(ストラバ)をインストール

アップルウォッチにはもともとフィットネス用のワークアウトアプリがインストールされているんですが、よりサイクリングに特化していてもともと使っているStrava(ストラバ)のアプリをインストールすることにします。

アップルウォッチにはアップルウォッチ用のアプリがいろいろと出ていますが、ストラバについてはスマホに入っているストラバアプリをアップルウォッチ側にもインストールすればOKです。

インストールする方法は、スマホのアップルウォッチのアプリを開いて、その中にある「利用可能なAPP」に表示されているストラバアプリの右側にあるインストールボタンをクリックするだけです。そうすると上の「APPLE WATCH上にインストール済み」にアプリが移動するのでこれでアップルウォッチ側に反映されます。

計測画面は超シンプル

ストラバの画面はこんな感じです。メニューが並んでいますが今回は「ワークアウト」を選択します。

表示される項目は距離や時間、心拍数などけっこうシンプルです。サイコンと違い、手首につけているので走行中にはあまり画面を確認することはないと思いますので速度などの表示はないのかもしれません。

使ってみた感想。よかったところ、微妙なところ

よかったところ

  • とても軽い
  • 心拍数も測れる
  • 停止や再開などが楽
  • 置き忘れない

よかったところはいろいろありますが簡単に言うとこんな感じです。軽くて使いやすく、心拍数まで測れるのはかなりいいですね。サイコンだと停止や再開のボタンを押すのが若干面倒くさかったりするんですが、アップルウォッチだと手首でちょいちょいってやるだけなのでめっちゃ楽でした。

でも一番いいと思ったのはサイコンと違って手首につけているので、置き忘れたりすることがないことです。もちろん盗難の心配もありません。

微妙なところ

  • 走行中に情報が見にくい
  • バッテリーに不安がある
  • 若干蒸れる

これはデメリットと言っていいと思いますが、手首に巻いているため走行中に情報を見るために腕を上げるというアクションが発生します。特にシリーズ5より以前だと腕を上げないと画面が表示されないため手首をチラ見しても画面が表示されません。仮にされたとしても画面が小さいのでやっぱり見にくいと思います。

さらにバッテリーにも若干の不安があります。日常生活でアップルウォッチを使っていると正直ほとんどバッテリーの減りは気になりません。ただ、サイコンアプリを常時使用している状態だとさすがにバッテリーの減りは大きくなると思いますのでロングライドなど1日中使うということであれば正直少し心配です。

さらにこれはこの季節だとあまり感じませんでしたが、ゴムバンドがおそらくちょっと蒸れると思います。穴あきタイプなどのスポーツバンドなどだとマシかもしれませんがそれでも夏だと気になるかもしれません。

結局どういった層におすすめか

サイコンがハンドル周りについているのはそこが見やすいからなわけで、それが手首についているとやっぱり見にくいのでサイコンとしては使いにくいと感じました。iPhoneを併せて使うという手ももちろんありますが、それってサイコン+心拍センサーの下位互換みたいになっちゃうのでアップルウォッチだけで使うメリットはあまり感じなくなります。

結論を言ってしまうと、半日以上かけるサイクリングには向いていないと思います。それ以下のポタリングなんかだと逆にめちゃくちゃ便利なのでおすすめできます。

また、サイコン代わりというか運動自体を記録してくれるものなので、通勤通学に自転車を使っている人にとってもその記録がきちんととれるのは非常にメリットが大きいと思いますのでおすすめです。

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