自転車に乗りながら聴けるっていう骨伝導イヤホンってどうなの?

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音楽聴きながら自転車に乗ると気持ちいいですよね~。ただ残念ながらイヤホンとかヘッドホンをつけて自転車に乗っていると、道路交通法で危険行為になってしまうので警察に止められてしまいます。

何年か前まではイヤホンして自転車乗ってる人はけっこういたように思うんですが、最近は取り締まりも厳しくなっているようであまりそういう人は見かけなくなってきましたね。やはり自転車のようにある程度スピードの出る乗り物に乗っているときに、周りの音が聞こえないというのは危ないですし、実際に事故も起きてニュースなどでも取り上げられているので取り締まりが強化されていくのは仕方がないことのように思います。

でも正直なところ通勤通学などに自転車を使っている人は、その移動時間を使って大好きな音楽などを聴いていたいと思ってるのではないでしょうか。

目次

耳穴を閉じずに音楽が聴ける骨伝導タイプイヤホン

けっこう前から気にはなってたんですが、なんと世の中には耳の穴を閉じずに使えるイヤホンやヘッドホンがあるんです!その名も骨伝導式イヤホン!なんと鼓膜からではなくて、頭蓋骨などの骨を振動させることで聴くんだとか!スゲー!

実は最近、そんな骨伝導タイプのイヤホンを使わせていただく機会があったので、せっかくなので果たして自転車での通勤時でも使えそうか試してみました。

道路交通法的にはOKなのか?

でテンション上がったものの、そもそもなんですが骨伝導式イヤホンは道路交通法ではOKとなっているのか?という疑問が・・・イヤホン付けてるのに変わりはないんだからおまわりさんに普通に怒られるのでは?そんなわけで念のためまずは道路交通法を確認してみました。

平成27年6月に改正された内容を確認してたんですが、なんとイヤホンしながら運転したらダメみたいな項目はないんですよね!自転車の危険行為としては、

  1. 信号無視
  2. 通行禁止違反
  3. 歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)
  4. 通行区分違反
  5. 路側帯通行時の歩行者の通行妨害
  6. 遮断踏切立入り
  7. 交差点安全進行義務違反等
  8. 交差点優先車妨害等
  9. 環状交差点安全進行義務違反等
  10. 指定場所一時不停止等
  11. 歩道通行時の通行方法違反
  12. 制動装置(ブレーキ)不良自転車運転
  13. 酒酔い運転
  14. 安全運転義務違反

こんな感じでした。イヤホンはこの14番目の「安全運転義務違反」に該当するということのようですね。なので、耳をふさがない骨伝導式イヤホンはOKになるようです。なんか曖昧なルールですが・・・

骨伝導タイプイヤホンの音質は?

とりあえず自転車乗りながら使ってもいいみたいなんで早速使ってみたんですが、音質については正直なところかなり微妙でした。私が借りたイヤホンがしょぼいやつなのかなと思って価格を調べてみたんですが、1万円くらいするやつだったのでそういうことでもないようです。

あと、たしかに音楽聴きながらでも外の音は聞こえるんですが、聞こえるから普通にうるさいし静かめの音楽とか音量めっちゃ上げてもすごい聴こえづらいです!正直、音楽を聴くためにはあまり使えないかもしれないレベルだと感じました。

ただ、普通に英会話を勉強したいとかラジオ番組を聞きたいとか、音質をあまり重視しないような内容だったらそこまで気にはならないかもしれないですね。音楽を聴くのは外音が聞こえることで逆にいろいろとストレスでしたね。

骨伝導タイプイヤホンの価格帯は?

価格帯については数千円~2.3万くらいまでの間までピンキリといった感じです。「骨伝導」という特殊なイヤホンなんで高いものしかないと思っていたんですが、意外に普通のイヤホンと同じようにいろいろな価格帯のものがあるみたいですね。

ただ1万円レベルのものでも音質は微妙だったので、それ以上のものを買っても劇的に良くはならないと思います。

まとめ

 

骨伝導式のイヤホンを知ったときには、「キタコレ!!」と思ったものですが、使い物にならないとまでは言いませんがかなり微妙な代物でした。これから技術が進歩していったら音質とかめっちゃよくなっていくのかもしれませんが、現時点では自転車乗るときに音楽を聴く目的で購入するというのはあまりおすすめではないかもです。。残念。。。

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