fabric(ファブリック)のサドル、モデルごとの特徴について

パーツ

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私はイギリスのブランド、fabric(ファブリック)のLine(ライン)というモデルのサドルを使っています。

サドルは自分に合うのを探すのが難しいということでいろいろと迷ったあげくこのfabric(ファブリック)のLine(ライン)にいきついたわけなんですが、このサドルに変えてからお尻の痛みも少しマシになりましたし、1万円を切る価格の割には良いサドルに出会えたんじゃないかなと思っております。(ま、他のサドルをあまり知りませんが・・・)

で、このファブリックというメーカーなんですが、私が買ったラインというモデルの他にもいくつか種類がありまして、今回はそれらのモデルを紹介していきたいと思います。

目次

骨格に合わせたサドルを選択できるファブリックサドル

まず、サドルに多くのラインナップがあると、どれを選べばいいのかわからなくなりますよね。初心者的にはぶっちゃけどう違うのかもよくわかりません。

ファブリックのサドルは人間の骨格に重点をおいてサドルを開発しているそうで、オフィシャルサイトで、自分の身長と手首の外周を測ることで自分の骨格に最適なサドルを選ぶことができます。(追記:2016年10月でそのページはなくなってました。)

骨格は食習慣、健康状態やトレーニングによって影響されないため、基本的に大きく変化することはないからだそうですが、なかなか面白い着眼点ですよね。

Scoop(スクープ)

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まず、そのスタイリッシュなデザインに目がいってしまうScoop(スクープ)シリーズ。カラーバリエーションも7色もあってカラーコーディネイトもしやすいです。接着剤やステープルを廃した新しい工法を使っていて、汚れても水で直ぐに洗い落とすことができる繊維で補強されたナイロン素材を使用しているというのが特徴です。

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乗車姿勢に応じて、前傾姿勢をとりやすいフラット、ブラケット部分を握る基本的なハンドルポジションをよくとる人向けのシャロー、そして上半身を起こすリラックスポジションをとることが多い人向けのラディウスという3つのカーブがあり、それぞれ素材によって異なるグレードも用意されています。

LINE(ライン)

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私も愛用しているLINE(ライン)シリーズは、その名の通り真ん中にラインがあってその部分が溝になっているお尻に優しいタイプです。男性の敏感な部分の血管への圧を軽減して、ロングライドの際に起こりやすいお尻付近のしびれを防止することができます。

溝部分の幅が違うLINE 134とLINE 142という2タイプがあって、色展開もそれぞれで若干異なります。ほとんど違いがわからないんですが、サドルは本当にちょっとしたことで合う合わないが出てきてしまうので、幅を変えてほしいというお客さんからの要望を叶えて作ったのかもしれませんね。

私が使っているのはLINE 134のほうで、カラーは5色展開。ラインの部分がそのカラーになっているのでけっこう目を引きます。穴あきサドルはけっこうヘタることがあるそうなんですが、このラインはそういった点もしっかりと考えて作られているようで、快適性や軽さを考慮しながらヘタらない強度も備えています。

Cell(セル)

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ものすごいインパクトのあるデザインで思わず二度見してしまうのがこのCell(セル)シリーズです。この見た目、なんか見たことあるなと思っていたんですが、ナイキのスニーカー「AirMax」に取り入れられた技術を応用しているんだとか。要するに中に空気を充填して密封している構造になっていて、それがクッションとしての役割を果たしていて、体重をサドル全体で均等に支えれるようになっているんです。

全6色とカラーバリエーションも豊富で、表皮がスケルトン仕様なっているのでとにかく見た目がポップなので、見た目にこだわりたい方にはすごいオススメです!私もお尻痛い問題がなければCell(セル)にしていたかもってくらいです。

まとめ

この他にも3Dプリントで成形した軽量カーボンサドル「ALM」っていうのがあるんですが、コスパ的に選択することがないんでここでは省かせていただきます。だって5万くらいするんやもん、いくら140gでもちょっと買うことはないかな・・ていうか買えないかな・・・

ALMの3種類以外のシリーズはどれも1万円切るくらいの価格で購入することができるんで、サドル選びにお悩みであれば選択肢に入れてみてもいいかもしれませんね。どのシリーズもカラーバリエーションが豊富なのできっと自分の自転車に合ったものがあるはずです。

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