サイクルグローブはサイクリングを快適に、そして安全に行うためにとても重要なアイテムです。グローブは、つねにハンドルを握っている両手に装着することになるので、合わないものを選んでしまうとずっと微妙な違和感に悩まされることになってしまうかもしれません。
サイクルショップに行ってみるとわかるんですが、サイクルグローブはめちゃめちゃ種類が豊富にあります。用途や環境に合わせたいろいろなタイプのものがありますし、同じメーカーの同じデザインのグローブでもパッドの厚みがどうとか、防寒レベルがどうとかで細かく分かれていたりします。
どれが使いやすいとかは人それぞれなので一概には言えないんですが、今回は私が使ってみて(もしくは装着してみて)なかなかよかったものを中心に春夏を中心に使えそうなおすすめのサイクルグローブをいくつかご紹介していきたいと思います。
目次
指出しタイプのサイクルグローブ
PEARL IZUMI(パールイズミ) 229 アンバウンドグローブ
フィット感とクッション性が抜群のパールイズミのサイクルグローブです。パッドが一般的なサイクルグローブのものよりも少し厚くなっているので、ロングライドでも疲れにくくなっています。
夏用の指出しタイプのサイクルグローブは手にフィットするデザインのものが多いんですが、手から外すときに外しにくいものも多かったりします。ですが、このサイクルグローブは手首の部分がマジックテープでとめるようになっていて外すときにもストレスが少ないのが良いところですね。
日焼けや疲労の原因となる紫外線をカットする程度を表すUPF数値は50+が最高値なんですが、このサイクルグローブは最高値の50+なのでグローブをつけている箇所に関してはほとんど日焼けすることがないのも夏用としてはポイントが高いですね。
SHIMANO(シマノ) Classic グローブ メンズサイクリングハーフ
私は基本的に手首のところでとめれるタイプのサイクルグローブが好きなんですよね、このシマノのサイクルグローブもそのタイプになります。
パールイズミのものほどではないですが、こちらもなかなかのフィット感で着けていてストレスを感じる事はほとんどないと思います。また、生地の違いで若干外しにくさはあるものの、これについても特に気になるほどではありません。
シマノのサイクルウェアとかはデザインが微妙なものが多いんですが、サイクルグローブもやっぱりちょっとモッサリとしたデザインです。が、さすがは日本メーカーというべきでしょうか。なんとこのグローブは手の甲の親指あたりの生地がタオルのようになっていて、汗が拭けるようになっているんです!走行中って意外に汗拭くものないんでこれは地味にうれしいポイントではないでしょうか。
mont-bell(モンベル) サイクール フィンガーレスグローブ
アウトドアメーカーとして有名なモンベルですが、けっこうサイクル用品にも力を入れていてウェア関係もたくさん出ています。
パールイズミのものよりも少しゆったりとしたデザインなので、窮屈なのが嫌だという人にはこちらの方がおすすめかもしれません。
手首の部分はバンドでとめるようにはなっていないんですが、丈が少し短めに作られているので外すときもストレスを感じることはないと思います。
あらゆるハンドル形状、ライディングポジションを想定して作られており、手のひらだけでなく、親指と人差し指の間にも緩衝フォームを封入しているので、長時間装着・操作しても疲れにくくなっています。
フルフィンガータイプのサイクルグローブ
夏用のサイクルグローブと言えば指出しタイプのものをイメージしがちですが、指先だけ日焼けするいわゆる”グローブ焼け”を防いでくれるという点などを考慮して、夏でもフルフィンガータイプのサイクルグローブを使っている人もけっこういるようです。
価格は5000円前後のものが多くて、指出しタイプのものに比べると少し割高になる傾向にあります。
フルフィンガータイプも個別におすすめを紹介しようと思っていたんですが、そもそも夏用のフルフィンガータイプの数自体がそこまで多くなく、紹介するような特別面白い商品もなかったので、またそういった商品に出会えたら改めてこの記事を更新したいと思います。
とりあえず上記で紹介した指出しタイプのサイクルグローブのメーカーには、全てフルフィンガータイプのものも存在してますのでどうしてもグローブ焼けが気になるって人はそちらを試してみてもいいかもしれません。
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